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Antonio Piricone

 

アントニオ・ピリコーネ

2009年アムステルダムで行われた由緒ある古楽アンサンブル「ファン・ヴァッサナール・コンクール」優勝、2011年イギリスにてピリオド楽器のリサーチと奏法を研究し「クレメンティ・アワード」を授与されたアントニオ・ピリコーネは、イタリアの若い世代を代表する音楽家であり、ピアニストまたは古楽器奏者として国際的な脚光を浴びている。彼の楽曲解釈、多才さ、演奏様式のセンスは、ソリスト、そして室内楽奏者として彼の地位を確固たるものにしている。イタリア・シチリア島カターニャでピアノを学んだ後、デン・ハーグ王立音楽院(オランダ)にて演奏実践と歴史的鍵盤楽器奏法を学ぶ。また近年では ドイツ、ケルンにてアンドレアス・スタイアー氏、ウィーンにてサリー・サージェント氏に師事している。

ヨーロッパ及び日本各地の主要音楽ホールや著名な国際音楽祭への出演により彼の功績は広く認められている。主なものとしては、プラハの春国際音楽祭、ミュンヘン・プリンスレジデンテ劇場、リヴァプール・フィルハーモニックホール、フレーデンブルグ・ユトレヒト、ケルクラーデ世界音楽会議、ショパンとワルシャワでの彼のヨーロッパフェスティバル - フィルハーモニックホール、アムステルダム・ミュージックへボウ、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティヴァル、横浜みなとみらいホール、東京芸術劇場、東京オペラシティ、 ラ・フォール・ジュルネ・ビルバオ、シテ・ドゥ・ラ・ムジーク・パリ、ユトレヒト国際古楽音楽祭、北とぴあ国際音楽祭などが挙げられる。またアンサンブル・コンチェルト、ミュンヘン・シンフォニーオーケ ストラ、アールガウ・シンフォニーオーケストラ、チェコ室内楽団、王室リヴァプール・フィルハーモニック・オーケストラ、仙台フィルハーモニー、東京佼成 ウィンドオーケストラ、コンチェルト・ケルンなど、コレギウム1704&ヴァーツラフラックス、国際的に知られている室内楽団やオーケストラとの共演も数多い。クラウディーネ・アンセルメ、フーリ オ・ザナシ、トン・コープマン、ロバート・ジニ、パオロ・ダ・コル、マルティン・ロスコー、スティーヴ・ライヒ、サー・マルコム・アーノルド、アンドレア ス・スタイアーなどの世界的音楽家と共演し好評を博す。

イタリアとチェコのラジオ、テレビ局にて演奏を収録し、これまでにバイエルン放送、ラジオ・フラン ス、イタリア・Tre Suite、BBCラジオ3、ヴァチカン・ラジオ、イギリス・Classic FM、オランダ・Radio4にて、彼の演奏が取り上げられている。ソロCDはJ.S.バッハの「イギリス組曲」(Classico-1998/99)、 そしてピアノでは世界初録音となるゲオルグ・ベンダの「チェンバロの為の6つのソナタ (1757) 」(Classico-2003) がある。

現在オランダを拠点とし鍵盤楽器の研究に携わりながら、トラパニ(イタリア・シチリア島)国立音楽院ピアノ科講師及び音楽理論を後進に指導するほか、トルコ・イズミールのヤサール大学にて教鞭を執っている。(2016)